auひかりからビッグローブ光への乗り換え完全ガイド！手順・費用・キャッシュバック解説

auひかりからビッグローブ光への乗り換えを検討しているものの
「工事は必要？」
「キャッシュバックはいくらもらえる？」
「電話番号は引き継げる？」
といった疑問をお持ちではありませんか？

auひかりとビッグローブ光の違いを正しく理解せずに乗り換えを進めてしまうと、想定外の費用負担や手続きミスが発生する可能性があります。特に電話勧誘による契約や適切でない申込窓口の選択は、数万円の損失につながるリスクがあるため注意が必要です。

また、auひかりからビッグローブ光への乗り換えでは工事が必須となり、電話番号・メールアドレスの引き継ぎにも制限があります。BIGLOBE光のauひかりコースと通常コースの違いや、各サービスの評判・問い合わせ窓口についても事前に把握しておくことが重要です。

一方で、正しい手順で乗り換えを行えば、キャッシュバック特典や違約金負担キャンペーンを活用して費用負担を大幅に軽減できます。

この記事では、auひかりからビッグローブ光への乗り換えに関する全ての情報を網羅的に解説します。両サービスの詳細比較から具体的な乗り換え手順、失敗を避けるための注意点まで、安全でお得な乗り換えを実現するために必要な知識をすべてお伝えします。

auひかりからビッグローブ光へ乗り換えをする前に知っておくべき基本情報

ここでは、auひかりからビッグローブ光への乗り換えを検討している方が事前に把握しておくべき重要な情報を詳しく解説します。両サービスの料金・速度の違いから、乗り換え時に受けられる特典やキャンペーン内容まで、失敗しない乗り換えのために必要な知識を網羅的にお伝えします。

auひかりとビッグローブ光では回線設備から提供エリア、料金体系まで大きく異なるため、乗り換え前の比較検討が極めて重要です。また、違約金負担やキャッシュバック特典を最大限活用するためには、申込窓口や手続きのタイミングも慎重に選ぶ必要があります。

• auひかりとビッグローブ光の違いを料金・速度で比較解説
• auひかりからビッグローブ光への乗り換えで受けられるキャッシュバック特典
• ビッグローブ光での違約金負担キャンペーンの詳細と適用条件
• auひかりとビッグローブの利用者の評判・口コミ
• BIGLOBE光のauひかりコースと通常コースの違いとは

auひかりとビッグローブ光の違いを料金・速度で比較解説

auひかりとビッグローブ光の最も大きな違いは、使用している回線設備にあります。auひかりは独自回線を使用しているため通信速度が高速で安定している一方、ビッグローブ光はNTTのフレッツ光回線を利用した光コラボサービスとして全国幅広いエリアでサービスを提供しています。

月額料金については、戸建てタイプでauひかりが5,390円～6,160円、ビッグローブ光が5,478円となっており大きな差はありません。しかし、通信速度の実測値では明確な違いがあり、auひかりが下り649Mbps・上り611Mbpsに対し、ビッグローブ光は下り466Mbps・上り374Mbpsという結果が出ています。

auひかりとビッグローブ光の料金比較

項目	auひかり	ビッグローブ光
戸建て月額料金	5,390円～6,160円	5,478円
マンション月額料金	3,740円～5,500円	4,378円
事務手数料	3,300円	3,300円
工事費	戸建て：41,250円 マンション：33,000円	戸建て：28,600円 マンション：28,600円
工事費無料特典	実質無料	実質無料

提供エリアの違いも重要な比較ポイントです。auひかりは関西・東海エリアの戸建てでは利用できない地域が多く、マンションタイプも設備導入済みの建物のみが対象となります。一方、ビッグローブ光はフレッツ光回線を使用しているため全国どこでも利用可能で、提供エリアの広さが大きなメリットとなっています。

通信速度の実測値比較

測定項目	auひかり	ビッグローブ光
下り速度（ダウンロード）	649.55Mbps	466.05Mbps
上り速度（アップロード）	611.16Mbps	374.68Mbps
Ping値（応答速度）	15.98ms	16.93ms

スマホとのセット割についても両者で違いがあります。auひかりではauスマートバリューとUQモバイルの自宅セット割が利用可能で、最大1,100円の月額割引が適用されます。ビッグローブ光でも同様にauスマートバリューと自宅セット割に対応していますが、さらにBIGLOBEモバイルとのセット割も利用でき、こちらは月額220円の割引となります。

auひかりからビッグローブ光への乗り換えで受けられるキャッシュバック特典

auひかりからビッグローブ光への乗り換えでは、申込窓口によって大幅に異なるキャッシュバック特典を受け取ることができます。最高額では総額95,000円を超える特典も用意されており、適切な申込窓口を選択することで乗り換え時の費用負担を大幅に軽減可能です。

特に注目すべきは公式特設サイトからの申込で、基本キャッシュバック25,000円に加えて最大45,000円の増額キャッシュバックが適用される点です。さらに月額料金の割引やオプション加入による追加キャッシュバックも組み合わせることで、実質的な乗り換え費用をほぼゼロにすることも可能となっています。

申込窓口別キャッシュバック比較

申込窓口	基本キャッシュバック	増額キャッシュバック	総額	受取時期
公式特設サイト（1ギガ）	25,000円	+41,000円	66,000円	11ヶ月後
公式特設サイト（10ギガ）	25,000円	+45,000円	70,000円	11ヶ月後
アウンカンパニー（1ギガ）	30,000円	なし	30,000円	2ヶ月後
アウンカンパニー（10ギガ）	50,000円	なし	50,000円	2ヶ月後

オプション加入による追加キャッシュバックも充実しており、高機能Wi-Fiルーター購入で5,000円、ビッグローブ光テレビ契約で15,000円、セキュリティオプション契約で5,000円の追加特典が用意されています。これらの特典は組み合わせて利用することが可能で、最大25,000円の追加キャッシュバックを受け取れます。

キャッシュバック受取の注意点

• 公式特設サイトでは11ヶ月後の受取申請が必要
• 増額キャッシュバックはクーポンコードの入力が必須
• 申請期間は45日間のみのため注意が必要
• 代理店経由では申込時の電話で口座情報を伝える
• オプション特典は別途申請手続きが発生する場合あり

月額料金割引キャンペーンも同時に適用され、1ギガプランで3ヶ月間500円/月、10ギガプランで6ヶ月間500円/月の割引が受けられます。工事費実質無料特典と合わせて考えると、乗り換え初期費用の大部分をキャンペーン特典でカバーできる計算になります。

ビッグローブ光での違約金負担キャンペーンの詳細と適用条件

ビッグローブ光では他社からの乗り換え時に発生する違約金や撤去工事費を補填する「乗り換えサポートキャンペーン」を実施しています。auひかりの解約時に発生する最大50,000円までの費用を現金またはau PAY残高で還元してくれるため、更新月以外での乗り換えでも経済的負担を大幅に軽減可能です。

このキャンペーンの特徴は、違約金だけでなく工事費残債や撤去工事費も対象となる点です。auひかりでは契約時期によって31,680円の撤去工事費が必須となる場合がありますが、これらの費用も含めて最大50,000円まで補填されます。ただし、申請期間や必要書類の提出には厳格な条件が設定されているため注意が必要です。

違約金負担の対象費用と上限額

対象費用	auひかりでの発生額	補填上限額
契約解除料（違約金）	4,460円～16,500円	上限50,000円内
工事費残債	最大41,250円	上限50,000円内
撤去工事費	11,000円～31,680円	上限50,000円内
その他解約費用	機器損害金など	上限50,000円内

違約金負担キャンペーンの適用条件は明確に定められており、ビッグローブ光申込日から申込月を含めて12か月以内にスタートサポート共通申請書と他社違約金のエビデンス（請求書など）の提出が必要です。申請受付後、約1か月後にau PAY残高へのチャージまたは約1.5～2か月後に郵便為替での還元が行われます。

申請手続きの流れと必要書類

1. ビッグローブ光の申込完了（auひかりの解約前）
2. auひかりの解約手続きと最終請求書の受領
3. 違約金・撤去工事費が記載された請求書の準備
4. スタートサポート共通申請書のダウンロード・記入
5. 申請書と請求書コピーの郵送（申込から12か月以内）
6. 審査完了後、指定した方法で還元金を受取

注意すべき点として、違約金負担キャンペーンは他の高額キャッシュバック特典との併用が可能ですが、申請書類の不備や期限超過により特典が無効になるケースもあります。特に解約月の請求書発行タイミングと申請期限の関係性を事前に確認し、余裕を持った手続きスケジュールを組むことが重要です。

auひかりとビッグローブの利用者の評判・口コミ

実際の利用者による評判を分析すると、auひかりは通信速度の高さで高評価を得ている一方、ビッグローブ光は料金の安さとサポート体制で好評を得ています。auひかりでは「安定して500Mbps以上の速度が出る」「オンラインゲームでのラグがほとんどない」といった速度面での満足度が目立ちます。

一方、ビッグローブ光については「月額料金が下がり満足している」「キャッシュバック特典が充実している」という料金面でのメリットを評価する声が多く見られます。また、BIGLOBEのサポート体制については「電話応答率97.3%」という高い数値が示すように、顧客対応の質の高さも利用者から評価されています。

auひかりの利用者評判

• 速度面：「PS5やSwitchでネットゲームをしてもラグなく快適」
• 安定性：「夜間でも配信レートが安定している」
• 工事対応：「工事は予定より早く完了し、すぐに爆速を実感」
• 料金評価：「auスマートバリューでスマホ代も安くなりお得」
• 改善要望：「プロバイダによってはパケロスが発生する場合がある」

しかし、auひかりについては工事対応に関する不満も散見されます。「工事予定の連絡が来ない」「日程がなかなか決まらない」といった口コミもあり、申込から開通までの期間が長期化する可能性があることを理解しておく必要があります。

ビッグローブ光の利用者評判

• 料金面：「利用金額が下がり回線速度も上がって大満足」
• キャンペーン：「高額キャッシュバックで乗り換え費用がカバーできた」
• サポート：「電話サポートの対応が親切で解決が早い」
• 速度面：「日常使いには十分な速度で動画視聴も快適」
• 提供エリア：「全国対応なので引越し先でも継続利用できる」

プロバイダとしてのBIGLOBEの評価も重要なポイントです。auひかりでBIGLOBEをプロバイダとして選択した利用者からは「設定作業のサポートが手厚い」「訪問サポートが無料で安心」といった評価が寄せられており、機械操作に不慣れな方でも安心して利用できる環境が整っていることが分かります。

BIGLOBE光のauひかりコースと通常コースの違いとは

BIGLOBEでは「BIGLOBE光 auひかり」コースと「ビッグローブ光」という2つの異なるサービスを提供しており、利用する回線設備から料金体系まで大きく異なります。BIGLOBE光 auひかりコースはKDDIの光ファイバー回線を使用するサービスで、auひかりそのものをBIGLOBEがプロバイダとして提供している形態です。

一方、通常のビッグローブ光はNTTのフレッツ光回線を利用した光コラボサービスとなっており、回線事業者とプロバイダがBIGLOBEに統一されています。そのため、同じBIGLOBEのサービスでありながら、利用できる地域や料金体系、通信速度特性が大きく異なるという特徴があります。

BIGLOBE光 auひかりコースと通常コースの比較

項目	BIGLOBE光 auひかりコース	ビッグローブ光（通常）
使用回線	KDDI独自回線	NTTフレッツ光回線
戸建て料金	5,390円～6,160円	5,478円
マンション料金	3,740円～5,500円	4,378円
提供エリア	一部地域除く全国	全国
契約形態	回線+プロバイダセット	光コラボ（統合型）
請求元	KDDI（一括請求）	BIGLOBE

料金体系についても重要な違いがあります。BIGLOBE光 auひかりコースでは、回線使用料とプロバイダ料金が一括してKDDIから請求される仕組みとなっており、ずっとギガ得プランの場合は利用年数に応じて月額料金が段階的に安くなります。通常のビッグローブ光では料金が一律で、BIGLOBEから直接請求される形となっています。

サービス選択時の判断基準

• 通信速度重視：BIGLOBE光 auひかりコースが有利
• 提供エリア重視：通常のビッグローブ光が全国対応
• 料金重視：キャンペーン適用後の実質料金で比較検討
• サポート重視：どちらもBIGLOBEのサポートを利用可能
• マンション対応：建物の設備状況で選択肢が決まる場合あり

auひかりからの乗り換えを検討する際は、現在の満足度と不満点を整理することが重要です。速度に満足していてエリア制限に問題がなければBIGLOBE光 auひかりコースの継続、より広いエリア対応や料金面でのメリットを求める場合は通常のビッグローブ光への乗り換えが適しています。どちらのコースでもauスマートバリューは利用可能で、BIGLOBEの充実したサポート体制を受けられます。

auひかりからビッグローブ光への乗り換え手順と注意点を完全解説

ここでは、auひかりからビッグローブ光への乗り換えを安全かつスムーズに行うための具体的な手順と、失敗を避けるための重要な注意点を詳しく解説します。乗り換えには工事の立会いや電話番号の引き継ぎ、解約手続きなど複数のステップがあり、適切な順序と タイミングで進めることが費用を抑え、トラブルを回避する鍵となります。

特に注意すべきは、電話勧誘による契約や不適切な申込窓口の選択による損失です。auひかりとビッグローブ光では使用する回線設備が異なるため新規工事が必要となり、電話番号やメールアドレスの引き継ぎにも制限があります。これらの詳細を事前に把握し、計画的に進めることで理想的な乗り換えが実現できます。

• auひかりからビッグローブ光への乗り換えに必要な工事内容と期間
• auひかりからの乗り換え手続きの全手順と最適なタイミング
• auひかりから乗り換え時の電話番号・メールアドレス引き継ぎ方法
• auひかりとビッグローブの問い合わせ窓口での解約・申込手続き
• auひかりからの乗り換えで失敗しないための重要なポイントと注意事項
• 電話勧誘でのauひかりからビッグローブ光への乗り換え契約は要注意

auひかりからビッグローブ光への乗り換えに必要な工事内容と期間

auひかりからビッグローブ光への乗り換えでは、両者が異なる回線設備を使用するため新規の開通工事が必要となります。auひかりは独自回線、ビッグローブ光はNTTのフレッツ光回線を利用しているため、既存の配線を流用することができず、戸建てで1～2時間、マンションで30分～1時間の立会い工事が実施されます。

工事の内容は建物の種類と既存設備の状況によって大きく異なります。戸建ての場合は電柱からの光ケーブル引き込み、光コンセントの設置、ONUの接続設定が行われ、マンションでは共用部から各戸への配線工事となります。ただし、フレッツ光の設備が既に導入済みのマンションでは立会いが不要な場合もあります。

建物別の工事内容と所要時間

建物種別	工事内容	所要時間	立会い要否
戸建て住宅	・電柱から光ケーブル引き込み ・外壁への固定金具設置 ・光コンセント設置 ・ONU接続・設定	1～2時間	必須
マンション（未導入）	・共用部への設備設置 ・各戸への配線工事 ・光コンセント設置 ・ONU接続・設定	30分～1時間	必須
マンション（導入済み）	・光コンセント確認 ・ONU送付のみ	工事なし	不要

工事の期間については申込から開通まで戸建てで約1ヶ月、マンションで2～3週間が標準的です。ただし、3月～4月の引越しシーズンや年末年始は工事が混雑するため、通常より1～2週間長期化する可能性があります。土日祝日の工事を希望する場合は追加で3,300円の工事費が発生するため、平日での調整が推奨されます。

工事前の準備と当日の流れ

1. 工事日の1週間前までに工事担当者から連絡が入る
2. 工事予定時間の30分前には在宅待機する
3. 工事担当者が現地調査と配線ルートの確認を実施
4. 光ケーブルの引き込みと固定金具の設置作業
5. 宅内での光コンセント設置とONU接続
6. 通信テストと設定確認の実施
7. 工事完了書類への署名と作業終了

工事が完了するとビッグローブ光の利用が開始されますが、auひかりの解約は別途手続きが必要です。工事当日にauひかりが自動的に解約されることはないため、重複期間が発生しないよう事前にスケジュール調整を行うことが重要です。また、工事の遅延や中止により予定が変更される場合もあるため、余裕を持った解約日設定をお勧めします。

auひかりからの乗り換え手続きの全手順と最適なタイミング

auひかりからビッグローブ光への乗り換えは8つのステップで構成され、正しい順序で進めることが成功の鍵となります。最も重要なポイントは先にビッグローブ光の申込を完了させることで、auひかりを先に解約してしまうとインターネットが使えない期間が発生してしまいます。

乗り換えのタイミングについては、auひかりの契約更新月を狙うことで違約金を回避できますが、ビッグローブ光のキャンペーン内容やキャッシュバック額の変動も考慮する必要があります。特に他社違約金負担キャンペーンを利用する場合は、申請期間が12ヶ月以内と限定されているため計画的な手続きが必要です。

乗り換え手順の8ステップ

1. ビッグローブ光の申込：公式特設サイトまたは代理店から新規申込
2. 工事日調整の電話対応：申込後2～3日で工事日程の連絡
3. 契約書類の受領：申込から約1週間でBIGLOBE・KDDIから送付
4. 開通工事の実施：予定日に1～2時間の立会い工事
5. 接続設定の完了：Wi-Fiルーターとデバイスの設定
6. auひかりの解約手続き：プロバイダ窓口への解約連絡
7. レンタル機器の返却：ONU・ルーター等の返送
8. キャッシュバック申請：11ヶ月後に受取手続き実施

最適なタイミングの判断基準として、auひかりの契約更新月、ビッグローブ光のキャンペーン内容、引越しや生活環境の変化を総合的に考慮します。契約更新月での解約なら違約金16,500円が不要となりますが、キャッシュバック額がそれを上回る場合は更新月を待たずに乗り換える選択肢もあります。

乗り換えタイミングの判断基準

タイミング	メリット	デメリット	おすすめ度
更新月での乗り換え	・違約金16,500円が不要 ・工事費残債なし	・キャンペーン時期を逃す可能性 ・工事混雑期に重なる場合あり	★★★☆☆
高額キャンペーン時	・最大95,000円の特典 ・違約金を上回る還元	・一時的な費用負担 ・申請手続きが複雑	★★★★★
引越しタイミング	・移転工事費が不要 ・新居で新回線開始	・手続きが煩雑 ・工事日程調整困難	★★★★☆

乗り換え手続きでは各ステップの期間を正確に把握し、余裕を持ったスケジュール管理が重要です。特にビッグローブ光の開通からauひかりの解約までは最低1週間程度の間隔を空け、問題が発生した場合の対処期間を確保しておくことをお勧めします。キャッシュバックの申請忘れを防ぐため、カレンダーアプリへの登録も必須の作業となります。

auひかりから乗り換え時の電話番号・メールアドレス引き継ぎ方法

auひかりからビッグローブ光への乗り換えで最も注意が必要なのが電話番号とメールアドレスの引き継ぎです。電話番号については発番元によって引き継ぎの可否が決まり、NTTで発行された番号なら継続利用可能ですが、auひかりで新規発行された番号は使用できなくなります。

メールアドレスについては現在利用しているプロバイダによって対応が異なり、BIGLOBEプロバイダを利用している場合は継続利用が可能です。その他のプロバイダの場合は、月額200～330円の「メールのみプラン」に変更することでアドレスを維持できます。

電話番号の引き継ぎ可否判定

発番元	番号例	引き継ぎ可否	手続き方法
NTT発番	03-XXXX-XXXX 06-XXXX-XXXX等	○ 可能	ビッグローブ光申込時に 「番号ポータビリティ」を選択
auひかり発番	050-XXXX-XXXX IP電話番号	× 不可	ビッグローブ光で 新規番号を発行
KDDI発番（再契約）	元々KDDI系で発行	○ 可能	KDDI系回線への復帰として 番号継続申請

電話番号の引き継ぎ手続きでは、ビッグローブ光の申込時に必ず「電話番号ポータビリティ」を選択し、現在使用中の電話番号を申告します。NTT発番の番号確認が不明な場合は、NTT東日本（116）またはNTT西日本（0800-2000116）に問い合わせて確認できます。

メールアドレス継続利用の方法

プロバイダ	継続方法	月額料金	利用制限
BIGLOBE	ベーシックコースへ変更	220円	Webメールのみ利用可能
So-net	モバイルコースへ変更	220円	メールボックス容量制限あり
@nifty	@nifty基本料金プラン	275円	メールソフト利用可能
au one net	コミコミコースへ変更	275円	Webメール・メールソフト対応

メールアドレス継続手続きでは、auひかりの解約前にプロバイダのカスタマーセンターに連絡し、「インターネット接続のみ解約、メールアドレスは継続」の旨を伝えます。手続きには1～2週間かかる場合があるため、ビッグローブ光の開通予定日を考慮して早めの連絡が必要です。重要なメールアドレスを複数持っている場合は、Gmail等のフリーメールへの移行も並行して検討することをお勧めします。

auひかりとビッグローブの問い合わせ窓口での解約・申込手続き

auひかりの解約手続きは利用しているプロバイダの窓口で行う必要があり、回線提供元のKDDIではなくプロバイダごとに設定された専用窓口への連絡が必要です。プロバイダによって受付時間や解約条件が異なるため、現在の契約内容を事前に確認してから手続きを進めることが重要です。

一方、ビッグローブ光の申込については、公式サイト、電話、代理店など複数の窓口が用意されており、それぞれ異なるキャンペーン内容と手続き方法が設定されています。キャッシュバック額や特典内容を最大化するためには適切な申込窓口の選択が不可欠となります。

auひかりプロバイダ別解約窓口

プロバイダ	電話番号	受付時間	解約時注意点
BIGLOBE	0120-86-0962	9:00～18:00（年中無休）	メールアドレス継続可能
So-net	0120-80-7761	9:00～18:00（年中無休）	Webからの解約も可能
@nifty	0570-03-2210	10:00～17:00（平日のみ）	解約月の月額料金が日割り
au one net	0077-7068	9:00～18:00（年中無無）	KDDI統合請求の解約
GMOとくとくBB	0570-045-109	10:00～19:00（平日のみ）	Webフォームでも受付

解約手続きでは契約者本人確認のため、auひかりの「お客様番号」または「回線ID」、契約者の氏名・生年月日・住所などの情報が必要となります。また、解約希望日の指定も重要で、ビッグローブ光の開通日以降に設定することでインターネット利用の空白期間を回避できます。

ビッグローブ光の申込窓口と特典比較

申込窓口	キャッシュバック	受取時期	申込方法
公式特設サイト	最大70,000円	11ヶ月後	Web申込のみ
電話窓口	25,000円	11ヶ月後	0120-04-0962
代理店NEXT	30,000円	2ヶ月後	Web・電話対応
代理店アウンカンパニー	50,000円	2ヶ月後	Web・電話対応

問い合わせ時の注意点として、auひかりの解約では「解約」と「移転」の手続きが異なることを理解しておく必要があります。同じ住所での継続利用でプロバイダのみ変更したい場合は「プロバイダ変更」、完全に別のサービスに乗り換える場合は「解約」を選択します。ビッグローブ光の申込では、現在の住所での新規契約となるため「新規申込」として手続きを進めます。

auひかりからの乗り換えで失敗しないための重要なポイントと注意事項

auひかりからビッグローブ光への乗り換えで失敗を避けるためには、タイミング、費用計算、手続き順序の3つのポイントを正確に把握することが不可欠です。多くの失敗事例は解約と申込の順序を間違えたり、キャッシュバック申請を忘れたりすることで発生しています。

特に重要なのは工事日程と解約日程の調整で、ビッグローブ光の開通確認後にauひかりを解約することで、インターネット接続の空白期間を回避できます。また、各種キャンペーンの適用条件や申請期限を事前にチェックリストとして整理し、見落としを防ぐことも重要です。

よくある失敗パターンと対策

失敗パターン	発生原因	対策方法	回復可能性
インターネット空白期間	auひかりの先行解約	ビッグローブ光開通後の解約	△ 一部期間のみ
キャッシュバック申請忘れ	11ヶ月後の手続き失念	カレンダー登録・アラーム設定	× 不可
高額違約金の発生	工事費残債・撤去費の見落とし	契約内容事前確認	○ 違約金負担で対応
電話番号の変更	NTT発番以外での継続希望	発番元の事前確認	× 不可

費用面での失敗を防ぐためには、乗り換え総コストの事前計算が必須です。auひかりの解約費用（違約金・工事費残債・撤去工事費）とビッグローブ光の初期費用を合算し、キャッシュバックや違約金負担キャンペーンでどの程度相殺できるかを明確にしておきます。計算結果によっては乗り換え時期を調整することで数万円の費用削減が可能になります。

乗り換え成功のためのチェックリスト

• 申込前チェック：提供エリア確認・現在の契約内容把握・解約費用計算
• 申込時チェック：最適な窓口選択・キャンペーン条件確認・工事日程調整
• 工事前チェック：立会い準備・機器設置場所確保・設定手順確認
• 開通後チェック：速度測定・接続確認・auひかり解約手続き
• 解約後チェック：機器返却・最終請求確認・キャッシュバック申請準備

手続きの記録管理も失敗防止の重要な要素です。申込日、工事予定日、解約予定日、キャッシュバック申請日などを一元管理し、各段階での進捗状況を確認できる体制を整えておきます。

特にキャッシュバックの申請期限は45日間と短いため、対象月の初日にアラームを設定するなど確実な受取対策が必要です。問題が発生した場合の連絡先も事前にリストアップし、迅速な対応ができるよう準備しておくことをお勧めします。

電話勧誘でのauひかりからビッグローブ光への乗り換え契約は要注意

電話勧誘によるauひかりからビッグローブ光への乗り換え契約には多くのリスクが潜んでおり、安易に応じることは避けるべきです。勧誘を行っているのはビッグローブの社員ではなく、インターネット契約の代理店営業マンで、多くの場合は2次・3次代理店による規制の緩い勧誘活動となっています。

電話勧誘で契約した場合、最適ではないサービスの押し売り、不要なオプション加入、低額なキャッシュバック条件、継続的な勧誘リスクといった問題が発生する可能性が高くなります。特にキャッシュバック額は正規の申込窓口と比較して大幅に少なく設定されることが多く、数万円の損失につながる場合があります。

悪質な電話勧誘の見分け方

勧誘手法	危険度	見分けるポイント	対処法
急かし営業	★★★★★	「今だけ特別価格」 「即決必要」などの表現	即座に電話を切る
情報不足説明	★★★★☆	デメリット説明なし 費用詳細の曖昧さ	詳細資料の郵送要求
個人情報聞き取り	★★★★★	契約前の住所・収入確認	一切の情報提供拒否
オプション強制	★★★☆☆	「セットでないと契約不可」 という虚偽説明	単体契約可否の確認

電話勧誘での契約を避けるべき具体的理由として、まず最適なサービス選択ができない点が挙げられます。現在のスマホキャリアや利用状況に関係なく一律でビッグローブ光を勧めるケースが多く、本来であればより安価で適切なサービスが存在する可能性があります。

電話勧誘と正規申込の比較

項目	電話勧誘	正規申込窓口
キャッシュバック額	15,000円～25,000円	最大70,000円
オプション加入	強制加入の場合あり	任意選択
説明の透明性	デメリット説明不足	全情報開示
契約後サポート	連絡先不明の場合あり	公式サポート利用可能
キャンセル	解約条件が不明瞭	初期契約解除制度適用

電話勧誘を受けた場合の対処法として、まず契約を急かされても即決せず、「検討します」と伝えて電話を終了することが重要です。もし詳細を聞きたい場合は会社名と担当者名を確認し、後日公式サイトや信頼できる代理店と条件を比較検討します。既に契約してしまった場合は、工事前であれば無料キャンセルが可能で、工事後でも8日以内なら初期契約解除制度を利用できます。電話勧誘による契約は長期的に見て経済的損失が大きいため、冷静な判断と情報収集を優先することをお勧めします。

まとめ

本記事のポイントをまとめます。

• auひかりとビッグローブ光では通信速度と提供エリアに明確な違いがある
• 公式特設サイトからの申込で最大70,000円のキャッシュバックを受取可能
• 違約金負担キャンペーンで最大50,000円まで乗り換え費用を補填できる
• auひかりは独自回線で高速、ビッグローブ光は全国対応で利便性が高い
• BIGLOBE光のauひかりコースと通常コースでは回線設備が根本的に異なる
• 乗り換え工事は戸建てで1～2時間、マンションで30分～1時間必要
• 申込から開通まで戸建てで約1ヶ月、マンションで2～3週間かかる
• 電話番号の引き継ぎはNTT発番なら可能、auひかり発番は不可
• メールアドレスはプロバイダのメールのみプランで月額220円～で継続可能
• auひかりの解約はプロバイダ窓口、ビッグローブ光申込は複数窓口から選択
• 乗り換え手順は8ステップで、ビッグローブ光申込を先に行うことが重要
• キャッシュバック申請忘れや解約順序間違いが代表的な失敗パターン
• 電話勧誘による契約は代理店営業で、正規申込より条件が劣る
• 電話勧誘では不要オプション加入や低額キャッシュバックのリスクがある
• 契約してしまった場合は工事前なら無料、工事後8日以内なら初期契約解除制度を利用可能